株価指数は好調のようですが。様子見した方が良いかと思います。

ナスダック100指数の週足です。

コアPCEデフレーターの前年比と失業率も載せています。水色が失業率です。

株価は短期の下落トレンドチャネルをブレイクして上昇し始めたようにも見えます。好調と言って良いのではないかと思います。

ですが物価指標は下がっています。FEDは金利等で金融引き締めをしてインフレ退治が上手くいっている。と言えば良く聞こえるのですが物価の調子が悪くなっているというのは景気が冷え込んできているという事だと言えると思います。

また失業率も増え始めているようにも見えます。気が早いかもしれませんが。

株価は先を見通すという事ですので今から先を見るのならば良すぎた景気が冷え込んできたという所なので少なくとも上昇局面じゃないんじゃないの?と思ってしまいます。

今後株価が上昇する。と見る理由として国債の金利が高止まり、又は低下するだろうから。という事が考えられるのですが、今はまだインフレ率がある程度下落してきたという段階ですので、もし今から緩和しないといけなくなると当然FEDはインフレ再燃を理由に緩和は我慢したいと考えるでしょう。じゃあ、いつなら緩和できそうかと言うと物価指標が充分に下がってから少し様子見してその後にしたいと考えると予想するなら少なくとも半年以上の期間は必要になるんじゃないかと思うんです。

つまり今から株価は上昇するだろう。と見るのはファンダメンタルからは違うんじゃないかと思うんです。

ここまで書いておいてなんなんですが、この手の「株暴落するよ話し」はいつもどこかからは出てきていて株指数のチャートを見たら解る通りほとんど当たっていないので自分としてもそんなに自信は持てないのですが。ロングする自信はとても持てないんですよね。

ですので今は様子見、我慢の時かと思います。

まあ、年末ラリーが始まったのかもしれませんし、過去には特に理由もなく株価が上昇した期間も有るでしょうから前回高値の16764あたりを越えてきたら株の購入を検討したいと思います。
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