米10年債利回り:ドル円の長期的な方向感を裏付けるならポイントは2.9%か2.8%かと…

~米10年債利回り~
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21:44 2018/07/10記載

   月足を見ると、バンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドのようです。5月平均線(現在2.84%)が少し下向きに傾きかけているように見えます。それでも+1σ(現在2.75%)~+2σ(現在3.15%)のラリーになるのでは?と考えています。5月平均線が下を向きだしているので警戒しておく必要があると思いますが、+1σ付近をしっかり下抜けない限り月足レベルでは上目線で考えたほうがよさそうに思いました。

   週足を見ると、5月28日の週の実体が影響したのかバンドの形が上昇から収縮に転じてきているように見えます。5週平均線を下抜けて、6月11日週足の上ヒゲで5週平均線ではね返され、それからも5週平均線がレジスタンスとして機能してきたように見えます。なので、月足レベルでの上目線を考えるのであれば、この5週平均線(現在2.87%)をしっかり上抜ける必要がありそうです。

   日足を見ると、バンドの形はヨコヨコで大きな動きはあまりみられません。ただ、5月24日に25日平均線を下抜けて以来、バンドがヨコヨコなのに±2σのラリーにならず、25日平均線~-2σのラリーで動いているように見えました。7月9日日足で日足-2σを下ヒゲでタッチしはね返された形になっています。なので、まだ25日平均線~-2σのラリーが継続しているようにも見えます。もし、大きく動くのであれば、25日平均線(現在2.89%)をしっかり上抜けるか、25日平均線付近を目指すことなく-2σ(現在2.81%)をしっかり実体で下抜けるかと思っています。上に走るのであれば、月足レベルでの上目線につながるのですが、下に走るのであれば、5月29日安値(2.76%)を更新するようであれば、その付近に月足+1σが位置していることもあるので、大きく流れが変わってしまう可能性があることを考えています。

   月足レベルでは上目線でも、日足レベル次第で大きく変わってしまう可能性を秘めていることから、ドル円にとっても油断ができない状況です。米10年債利回りのチャートを細かく見るのであれば、2.90%を上抜けるか、2.80%を下抜けるかを確認してからドル円の長期的な方向感を裏付ける根拠を考えてもいいのかもしれません。

・月足レベルでは上昇トレンド
・月足+1σ~+2σのラリーになるのでは?
・週足バンドが収縮している
・5週平均線がレジスタンスとして機能している
・5週平均線を上抜けてから、月足レベルの上昇トレンドを考えても遅くはない
・日足バンドの形がヨコヨコ
・日足25日平均線~-2σのラリーか
・25本平均線をしっかり上抜けるなら上目線
・25本平均線を目指すことなく-2σをしっかり下抜けるなら要注意
・下抜けるなら5月29日安値更新すると月足レベルでの流れが変わるかも
・2.90%を上抜けるか、2.80%を下抜けるかを確認したい
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