〈昨日の振り返り〉
為替市場はロンドンタイムからスイスフランとユーロが一番売らてリスクオフの円買いでした。クレディスイスの経営不安の報道によるものだと思います
アメリカ株もクレディスイスによる金融システム不安から売られてましたが、スイス当局が「必要ならCSに流動性を供給する」と表明すると下落が和らぎました
アメリカの債券市場は金融システム不安から、安全資産である債券に買いが集まって上昇しました。

〈ファンダメンタルズ〉
昨日急に飛んできた『クレディS筆頭株主が追加支援否定』報道により、欧州通貨・欧州株・アメリカ株が下落しました。『クレディS筆頭株主が追加支援否定』でクレディスイスの経営危機が発覚してクレディスイス株も下がっております。

〈今日の重要な経済指標〉
今日はECB政策金利発表が予定されております。予想は0.5%利上げの3.5%水準となっております


〈今日のトレード戦略〉
先週のシリコンバレー銀行破綻から始まっている金融システム不安ですが、アメリカだけにとどまらず、スイスのクレディスイスにまで波及してるところを見ると、もしかしたら全世界に広がっているのかもしれません。要因としては各国の中央銀行による急速な利上げによるものだと思います。2020年のコロナショックで各国が急速でゼロ金利を敷いたため、急速なインフレになってしまい、2022年から急速なインフレを抑えるために急速な政策金利の利上げをしております。本来利上げは景気を悪くする行為そのもののため、利上げをすることによる副作用が生じてしまいます。その副作用が一斉に出てきたのだろうと思います。おそらく急速な利上げによる副作用はまだ出てくる可能性があります。トレードの際も当たり前ですが、損切水準をしっかり明確にして、自身の負担のないロット数でトレードするのがいいと思います
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