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ドル円:昨日の下落の勢いを引き継いで25日平均線を下抜けることができるか??

FX:USDJPY   Đô la Mỹ / Yên Nhật


ドル円
21:43 2017/12/14


ドル円のポイントと予想
・昨日の日足が11月22日以来の大陰線
・現在日足25日平均線付近
・112.5円をしっかり下抜けて日足が引ければ下目線に自信も
・昨日のFOMCイベントで4時間足-3σ付近まで下落(売られすぎ)
・4時間足がさらにバンドウォークするような下落にはあまり考えられない


ドル円の予想とトレード
・今日の日足が25日平均線をしっかり下抜けていれば追っかけショートも
・4時間足レベルでは戻り売りのイメージだが、もう少し時間をおいてから考えたい
・具体的には4時間足-1σが降りてきた時の反応を見て、上抜ける様子がなければショートを…
・ドル円の上値を重くしているのは日経225のような気もするので、日経225の動きは要注意


 昨日のアメリカ上院の補欠選挙の結果で4時間足25本平均線を下ヒゲで下抜け、それから5本平均線がレジスタンスとなって上値を重くなる展開が続いていました。その後、米消費者物価指数の結果(コアCPIが予想よりも悪かったよう…)から25本平均線をしっかり下抜け-2σ付近まで下落。そして、FOMCの結果とイエレン議長の会見で、-2σを一気に下抜けて-3σ付近まで下落しました。さすがに、-3σ付近は売られすぎだと思いますので、その後は反発を見せていますが、それでも一気に上昇する印象にはなれませんでした。


 日足を見ると、昨日は11月22日のFOMC議事録公表以来の大陰線の印象です。日足+1σ(現在113.28円)付近から一気に25日平均線(現在112.50円)付近まで下落しました。
 バンドの形がヨコヨコであることから、25日平均線はそこまで重要視しなくてもいいのかもしれませんが、まだはね返される可能性は無視できません。今日のNY時間次第で大きく上昇するのであれば、25日平均線ではね返されたと考えられますので、予断は禁物です。逆に112.50円をしっかり下抜けて引けるのであれば、下目線に自信が出てくるので、その時は追っかけショートも考えたいと思いました。


 4時間足を見ると、先ほども言ったように-3σ(現在112.22円)付近まで下落してしまったので、さすがに売られすぎの感はあります。なので、下目線でも、もう少し様子を見たいです。
 自分としては、ここから再び-2σを下抜けてバンドウォークするようなイメージにはあまりなれません。どちらかというと、そのまま値動きがあまりなく-1σが降りてくるのを待っているイメージの方が強いです。
 自分は下目線で戻り売りのイメージですが、もう少し時間をおいて考えた方がいいのかもしれないと思いました。まずは-1σが降りてきてからの反応を見たいと思います。それから-1σを上抜ける様子がなければショートを考えたいと思いました。


 ダウ30は、下落する様子が全く見当たりませんでした。月足・週足・日足・4時間足、どれを見ても5本平均線~+2σのラリーというものすごい勢い強い上昇と思います。どの時間軸を見ても同じような形になっているのは、そうないような気がします。珍しいものを見ているようです。


 日経225は、ダウ30とは違った印象です。日足+2σ(現在22970円)ではね返されて、5日平均線(現在22816円)をしっかり下抜けてきました。よほどのニュースがなければ、ここから一気に上昇とは考えにくいです。とはいえ、大きく下落するとまでは考えられず、一旦は日足-2σ(現在22131円)付近で落ち着くのでは?と考えています。


 株価指数に関して、ダウ30が下落する兆候を見せないことから、米経済良好→リスクオン→ドル円上昇のイメージもあることからダウ30の今後はすごく気になります。それに対して、日経225があまり冴えない動きをしていることから、ドル円の上値を重くしているのは日経225なのかもしれないと思いました。


 米10年債利回りは、昨日のCPIの結果やFOMCで大きく下落しています。日足・4時間足の+2σからの一気に下落なので、ここから急展開して上昇するのはあまり考えにくいようにも思います。ただ、下落したとしても日足・4時間足の-2σである2.3%付近が限界なのかもしれません。
 まだ、米10年債利回りからドル円のヒントになるようなものを見つけるのは、自分にとっては難しいと感じました。



ダウ30


日経225


米10年債利回り


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