〈昨日の振り返り〉
2/24の為替市場は植田総裁候補の所信聴取を受けてロンドンタイムから円が売られました。反対にアメリカドルはFEDの金融引き締め長期化を意識されて一番買われて終えました。ドルと円以外の動きはまちまちとなっております。
米国株式市場はS&P500は4000割れて、ナスダックは12000を割れて終えております。S&P500とナスダックは強い節目を割ってはおりますが、レジスタンスとなってしまったらFEDの金融引き締め長期化が意識されて売られていくかもしれません
米国債券市場も下落しておりますがアメリカの長期金利が4%という節目に到達しようとしております。もし長期金利が4%を抜けるととなるとその逆相関となる債券はさらに下落すると思います


〈ファンダメンタルズ〉
まずは8:30から発表された日本の消費者物価指数ですが結果4.3%でした。コアが結果4.2%、コアコアが結果3.2%でした。ほぼ予想と一致しております。
その後に9:30から行われた植田日銀候補の所信聴取が行われました。植田日銀候補からはタカ派な発言は見受けられず、マーケットに安心感を与えて円売りが加速しました。
22:30から発表されたアメリカPCEデフレーターですが前年同月比5.4%、前月比1.8%、コア前年同月比4.7%、コア前月比0.6%でした。すべて予想を超えた結果となっており、マーケットではFEDの金融引き締め長期化が強く意識されたと思います


〈今日の重要な経済指標〉
2/27は特に重要な経済指標はありません



〈テクニカル分析〉
ドル円が2/24の終値が136.49水準で引けて終えてます。植田総裁候補の所信聴取を受けてドル円は上昇しました。次は137円というかなり強い節目を抜けるかどうかが注目です。137円というのは昨年のドル高トレンドで137円で一度レジスタンスで下げており、その後は137円を上抜けしております。さらにドル円の137円は三尊のネックラインになってるためおそらく市場参加者達も注目してる値位置ではないかと思います


〈今日のトレード戦略〉
植田総裁候補が初めて公の場で発言をした所信聴取ですが、私個人としては黒田路線の継続になるのではという印象を受けました。ドル円は137円という大きな節目に到達してるため今週一週間は137円を抜けられるかが注目です。私的には137円を抜けるにはさらなる新しい材料がないと上抜けできないのではないかと思っております。ただ137円というのは大きな節目になっているので137円を背にしてエントリーするというのは面白いのではないかと考えております。もちろんファンダメンタルズが背景にあるのかも確認はします。ですがまずは2月の月末リバランスがあるためすぐにはエントリーはせず、3月に入ってからの流れを確認してからエントリーするかどうかは決めていこうと思います。
Beyond Technical AnalysisFundamental AnalysisTrend Analysis

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